HbA1cが7.4%から8.1%に上昇。気の緩み也、決意を新たにする!
アレルギー性鼻炎に「ツムラ少青龍湯エキス顆粒」が副作用がなくてお勧め!
この薬は漢方薬です。あなたの症状や体質に合わせて処方してあります。
気管支炎、気管支ぜんそく、かぜ、鼻炎、アレルギー性鼻炎・結膜炎の治療に使用されます。
通常、これらの疾患における水様の痰、水様鼻汁、鼻閉、くしゃみ、喘鳴、咳嗽、流涙に用いられます。
主な副作用として、発疹、発赤、かゆみ、不眠、発汗過多、頻脈、どうき、興奮する、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、排尿障害などが報告されています。
HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)が7.3から7.4へ上昇ドキッ、体重は74キロと高値安定! 糖尿病ってじぶんでなおせないのかなあ?
嗅覚、味覚の異常で「新型コロナウイルス感染」陽性判明! プロ野球選手からも新型コロナウイルス感染者
『数日前から嗅覚、味覚の異常を訴えた』ということで今までの新型コロナウイルスの症状として
【40℃程度の高熱 (98%) 、乾いた咳 (76%) 、息切れ (55%) などである。他に、全身倦怠感、吐き気、筋肉痛】等が報告されていたがそのほかに嗅覚、味覚の異常が加わったということだ。
ヒトに対して病原性があり、急性呼吸器疾患 (COVID-19) を引き起こす。また世界保健機関 (WHO) により暫定的に2019-nCoV (2019 novel coronavirus) とも呼ばれていた。
主症状は2020年1月21日判明分で、40℃程度の高熱 (98%) 、乾いた咳 (76%) 、息切れ (55%) などである。他に、全身倦怠感、吐き気、筋肉痛等を催すと報告されている。顕著な合併症は肺炎である。しかし症状がないまま濃厚接触をしてしまう事が度々ある。
他のコロナウイルス科ウイルス感染症との鑑別は外観所見上からは難しい。ただし、発熱せずに死亡した患者もいるので、発熱検知装置だけで検出できない可能性もある。また、無症候キャリアが感染能を持つ可能性もある。
入院患者では呼吸困難や胸の圧迫感も多い。また、入院時のバイタルサインは比較的安定している。
手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール (70%) を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム (0.1%) が有効であることが分かっている。
石鹸による、手指からひじまでの洗浄、アルコールによる消毒・殺菌、うがい、洗顔
調理前後
食事前
(自分の顔に触れる前は毎回)
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下してしまうので、乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50〜60%)を保つ。
普段からの健康管理
普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力(自己治癒力)を高めておく。
人混みの多い・人の密度が高い場所を避ける。
血糖値HbA1cが6.9から6.2へと下がるも血圧は144でやや高め。食事だけで、何とか正常値にしたいけど
耳鳴りがひどいのでツムラ113番の三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ)を処方してもらう。副作用の腹痛、下痢が気になるも様子見とする。
血糖値が6.2から6.9a1cへ上がった。教育的指導あり。自己管理ができない自分が悲しい。
インフルエンザウイルスに有効ワクチン?、遺伝子操作で優れた予防効果? 有効な予防に向けた有望な一歩
人への臨床試験はまだはるかに先の話だが、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された研究報告について専門家らは、インフルエンザのより有効な予防に向けた有望な一歩だとして称賛している。
インフルエンザは毎年最大で500万人の重症感染症患者と65万人の死者を発生させている。そのため、世界保健機関(WHO)は、インフルエンザを重大な公衆衛生上の懸念とみなしている。
論文の主執筆者で、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)デビッド・ゲフィン医学部(David Geffen School of Medicine)の孫仁(Ren Sun)教授(分子・医療薬理学)は「季節性インフルエンザウイルスの変化は予測できない可能性があるため、現行のワクチンではそれらに対する有効な防御が得られない恐れがある」ことを指摘。「鳥インフルエンザの過去のパンデミック(世界的大流行)や最近の流行は、より広範で有効性の高い防御を提供するワクチンの開発の必要性を浮き彫りにしている」と続けた。
研究チームは、インフルエンザウイルスのゲノム(全遺伝情報)を詳しく調べ、ウイルスに備わっているインターフェロン(ウイルス抑制因子)回避機能を無効にすることが可能な遺伝子の8か所を特定し、今回の新たな手法に到達した。免疫反応を誘発するタンパク質のインターフェロンを回避するウイルスの機能は、宿主が感染症と闘うことができるかどうかに直接影響を及ぼす。
論文によると、通常のインフルエンザウイルスでは、免疫系を回避する能力を持つことが知られているが、インフルエンザウイルスにインターフェロン回避機能を無効にする変異を組み込んで作製したウイルスは「体の主要な免疫防御機構の1つに対して過敏な反応を示す」ことが分かった。
遺伝子操作した変異ウイルスは、マウスとフェレットで「強力な免疫反応を誘発」し、感染症を発症させることもなかった。また異なる種類のインフルエンザウイルス株による感染も防いだという。今回の手法に基づくワクチンの人を対象にした臨床試験を開始する前に、今後さらに多くの動物実験が実施される。
インフルエンザウイルスは常に進化し続けているため、現行のインフルエンザワクチンは毎年変更する必要がある。有効性は通常30~60%の範囲とされている。
血圧の激変 180/90mmHg~140/80mmHg 病人~健康人 血圧って何なの
➀180/90mmHgと表示されました。ウソだろー。
➁150/80mmHg 180mmHgよりは低くなったがまだまだ高い。
3度目の正直で計ってみた。
➂140/80mmHg 一安心である。
ここがポイント
「血圧」とは、血液が血管の中を流れるときに、血管の壁にかかる力
血圧の値は主に、「心拍出量」と「末梢血管抵抗」で決まる
「心拍出量」は心臓から送り出される血液の量、「末梢血管抵抗」は末梢血管での血液の流れにくさ
「収縮期血圧」は心臓が縮んで血液を送り出すときにかかる血圧、「拡張期血圧」は心臓が膨らみ血液が戻ってくるときにかかる血圧
140mmHg以上が高血圧ガイドライン2014年では基準となった
高血圧ガイドラインは5年に1度の改定で、2009年では「130/85mmHg」が基準でしたが今回は「140/90mmHg」まで血圧正常値が緩和されました。
成人の血圧の正常値は「140/90mmHg未満」
女性 146/78mmHg
正常値より血圧が高いとどうなるのか
ここがポイント
血圧の高い状態が続くと血管の壁は傷付いたり、弾力性を失い硬くなったりし、「動脈硬化」となる
高血圧を放置すると「動脈硬化」が促進されて、命に関わる危険な病気を引き起こす
血圧の正常値についてお話ししてきましたが、血圧が正常値よりも高い状態である「高血圧」は、体にどのような影響を与えるのでしょうか。
高血圧の約90%以上は「本態性高血圧」といって、原因が明らかになっていません。しかし、血圧を上げている要因はいくつか明らかになっています。例えば、食塩の取り過ぎ、肥満、ストレス、運動不足などの「生活習慣」と、親から受け継いだ遺伝的な体質などが要因となっていることが、今のところはっきり分かっています。
高血圧の状態が続くと、血管の壁は傷付き、その傷に脂質などが溜まって厚くなったり、弾力性を失い硬くなったりします。これが「動脈硬化」といわれる状態です。動脈硬化により、血液の通り道が狭くなって、血管は詰まりやすくなります。「動脈硬化」が進むと、やがて心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる危険な病気(高血圧の合併症)が引き起こされます。
アルコールの摂取は、DNAを損傷してがんのリスクを高める
★アセトアルデヒド
アセトアルデヒドは、血液中のアルコールが肝臓のアルコール脱水素酵素(ADH)によって分解された中間代謝物質です。このアセトアルデヒドは、さらにアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)により分解されて酢酸になり、最終的には炭酸ガスと水にまで分解されます。
ところで、アセトアルデヒド自体は、吐き気、呼吸促拍、心き亢進を起こすなど、アルコールよりも数倍も強い生体反応を起こす有害物質です。
ですから、ALDHのはたらきが悪いと、血液中に有害なアセトアルデヒドがいつまでも残りますから、悪酔いを起こすことになります。アセトアルデヒドが引き起こす症状が、二日酔いの症状に大変似ているため、アセトアルデヒドが二日酔いの有力な犯人の一人と考えられています。
顔が赤くなるのはALDHが少ない
また、お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる人は、生まれつきALDHが少ないのです。ですから、アセトアルデヒドが血液中にどんどん流れ出てしまい、アセトアルデヒドの作用で血管が拡張し、そして顔が赤くなるのです。
さらに、慢性的にアセトアルデヒドは肝障害を引き起こすともいわれています。
オーストラリアのビクトリア(Victoria)州で安楽死を合法化
2017年版 「林修の今でしょ!講座」名医100人が教える風邪予防&対処法のベスト5
ヒートショックの死亡は交通事故死亡の3倍以上だ! 10大予防法とは?
「42℃を超えるお湯に浸かると交感神経の働きが活発になるため、興奮状態となることで血圧が上昇します」と早坂先生。血液の粘度が上がり、血栓ができやすくなるなどのヒートショックを起こしてしまう危険性が高くなる。
高血圧・糖尿病・動脈硬化を患っている
不整脈がある
等の高齢者は血圧変化をきたしやすく、また体温を維持する生理機能も低下しているため注意が必要です。
とくに注意が必要なのはどういう方ですか?
「ヒートショック」事故を防ぐには、どうしたらよいのでしょうか?
1.脱衣所に暖房器具を置くなどして、居室との温度差を少なくする。
2.バスタブに湯を張るときは、高い位置に設置したシャワーから注ぐと浴室全体を温めることができる。
3.温度設定はぬるめの41℃以下に。
4.入浴前に湯船のふたを開けたり、床や壁に熱いシャワーをあてたりして浴室の温度を上げる。
5.湯船に入る前、末端の手足から体の中心部へと順にかけ湯をする。
6.湯に浸かる時間はほんのり汗ばむ程度に。長湯をしすぎない。
7.湯船から出る際は、ゆっくりと立ち上がる。
8.夕食前・日没前に入浴し、食後1時間以内や飲酒後は血圧が下がりやすいので入浴を控える。
9.入浴の前後には、必ずコップ1杯程度の水分を補給する。
10.一人での入浴を控える
インフルエンザでは早期受診、早期診断、早期治療開始が重要
インフルエンザでは早期受診、早期診断、早期治療開始が重要です。
1.はじめに
この冬のインフルエンザの流行に備え、「今冬のインフルエンザ総合対策」を取りまとめ、国や地方自治体がインフルエンザ対策に取り組むとともに、広く国民の皆様にインフルエンザに関する情報を提供し、適切な対応を呼びかけることといたしました。
季節性インフルエンザのウイルスには、A(H1N1)亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じ亜型)、A(H3N2)亜型(いわゆる香港型と同じ亜型)、2系統のB型の4つの種類があり、いずれも流行の可能性があります。流行しやすい年齢層はウイルスの型によって多少異なりますが、今年も、全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。
国民の皆様におかれましては、以下を参考にして、御家庭や職場などにおいて、適切に対応していただくようお願いいたします。
2.感染防止について
(1)「咳エチケット」について
厚生労働省は、他の人への感染を防ぐため、「咳エチケット」をキーワードとした普及啓発活動を行い、マスクの着用や人混みにおいて咳をする際の注意点について呼びかけることとします。
咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。
咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
※咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。
※マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用しましょう。
※咳エチケットを心掛けることは、周囲にウイルスをまき散らさない効果があるだけでなく、周りの人を不快にさせないためのマナーにもなります。
(2)予防接種について
インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。
予防接種の接種回数については、13歳以上の方は、1回接種を原則としています。ワクチンの添付文書には「13歳以上のものは1回または2回注射」と記載されていますが、健康な成人の方や基礎疾患(慢性疾患)のある方を対象に行われた研究から、インフルエンザワクチン0.5mLの1回接種で、2回接種と同等の抗体価の上昇が得られるとの報告があります。ただし、医学的な理由により、医師が2回接種を必要と判断した場合は、その限りではありません。なお、定期の予防接種は1回接種としています。
なお、定期の予防接種の対象となる方は以下の通りです。
65歳以上の方
60~64歳で心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
これらの方は、定期の予防接種として、1回のインフルエンザワクチン接種を受けることが可能です。
(3)高齢者の入所施設等における感染防止対策の推進
高齢者等のインフルエンザに罹患した場合の高危険群の方が多く入所・入居している高齢者の入所施設等においては、まずは、施設内にインフルエンザウイルスが持ち込まれないようにすることが重要です。したがって、厚生労働省は日本医師会感染症危機管理対策室とともに、インフルエンザウイルスの高齢者の入所施設等への侵入の阻止と、侵入した場合のまん延防止を目的とした標準的な手引書「インフルエンザ施設内感染予防の手引き」を各施設に普及していきます。
なお、インフルエンザに対する高危険群に属する方が多く入所・入居している高齢者の入所施設等においてインフルエンザの流行が発生した場合には、都道府県等は、当該施設等の協力を得て調査を実施し、感染拡大の経路、感染拡大の原因の特定などを行うことにより、今後の施設内感染の再発防止に役立てることが重要であり、厚生労働省は、都道府県等から調査の実施に当たって協力要請があった場合には、積極的に対応します。
また、厚生労働省は、医療機関に対しても、以下の手引き等を参考に、インフルエンザについての院内感染防止に関する指導をいっそう徹底するよう努めることとします。 以上は厚生労働省のホームページより
◆自分でできるインフルエンザ予防法
インフルエンザは風邪と異なり、39℃以上の高熱が続き、咳、鼻水、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛、嘔吐、下痢、腹痛が見られる感染症です。インフルエンザウイルスが原因で起こります。非常に感染力が強く、1人が感染すると回りの3人に感染させてしまうと言われています。インフルエンザウイルスは遺伝子の変化が多いため、以前の抗体だけでは対応できません。そのため、一度罹ったから大丈夫ではなく、何度も罹ってしまうのです。
インフルエンザを予防する方法は、
主に3つにの方法に分類されます。
➀インフルエンザの予防接種
➁インフルエンザウイルスに対する対策
➂自分自身の免疫力の向上
インフルエンザの予防接種をすることで、
インフルエンザに発症を予防するだけではなく、
万が一発症したとしても重篤化を防ぐことができるのです。
成人の場合、1回の予防接種で64%、
2回の予防接種で94%の感染予防効果があるというデータがあります。
ただ、子供の場合は基礎免疫が少ないため、
1回の予防接種では効果が薄く、長持ちしません。
そのため13歳未満の場合2回の予防接種が推奨されています。
インフルエンザウイルスに極力接触しなかったり、
体内の侵入を防ぐことでインフルエンザに感染するリスクを抑えることが出来ます。
具体的には以下の対策です。
手洗い
マスク
50%~60%の保湿
室内の殺菌消毒
人混みを避ける
手や顔を触らない
口腔内からウイルスが侵入するのを防いだり、
手を介した接触感染を防ぐために『うがい・手洗い』は欠かせません。
(PM2.5対応)快適ガードさわやかマスク レギュラーサイズ 60枚入 -
『マスク』は飛沫感染を防ぐだけではなく、
手や鼻を触る機会を減らし、喉の乾燥を防ぎウイルスに対する防衛機能を維持することが出来ます。
また、インフルエンザウイルスは乾燥を好むので、
乾燥しやすいこの季節ですが、部屋の湿度を保つのが大事です。
具体的には、ウイルスは『湿度50%~60%』が活動しにくい環境とされているので、
この数値をキープするよう心がけましょう。
特に、暖房機器を付けると乾燥を促進してしますので、
常に暖房機器と加湿器はセットするのが望ましいです。
そして、室内のよく手の触れる場所(ドアノブ、PC周辺機器、電灯のスイッチ、リモコンなど)は、 接触感染の危険があるため『殺菌消毒』することが大事です。
インフルエンザに感染するということは、
自分の免疫力がインフルエンザウイルスに負けてしまうということです。
そうならないためにも、
規則正しい生活、食習慣を心がけることで、自己の免疫力を高めましょう。
具体的には以下のことが挙げられます。
栄養素をバランス良く摂取する(特にタンパク質、ビタミン全般をきっちり摂る)
睡眠をしっかり取って疲れやストレスを残さない
・うがいは粘膜を潤すために有効で、付着したウイルスを減らすことができます
・マスクは、ウイルス用マスクなら、口や鼻からの侵入を防いでくれますし、何より手で口や鼻を触るのを防いでくれます
毎年インフルエンザシーズンになる前には、予防接種を受けるか受けないかで迷われる方も少なくないようです。インフルエンザにはワクチンで予防する2つの方法があります。
・将来的に使用できるかもしれない生ワクチン(未承認。現在は個人輸入)
抗インフルエンザ薬による予防方法があります。抗インフルエンザ薬に対する耐性インフルエンザの発生の懸念や、100%の予防効果ではないことから、主に重症化すると考えられる方に勧められています。
・慢性呼吸器疾患(※リレンザは除く)、慢性心疾患患者
・代謝性疾患患者(糖尿病等)
・腎機能障害患者
1日1回投与で10日間
1回2吸入で1日1回、10日間
大人及び10歳以上の小児が対象で、イナビル20mg(1個)を1日1回、2日間吸入投与です。
インフルエンザにかかった場合、基本的な治療は、インフルエンザウイルスを抑える抗インフルエンザ薬が中心になります。現在、内服、吸入、点滴があります。また、症状を緩和させるために、咳、鼻水などの症状に対しては、痰を切りやすくする去痰薬、咳を抑える鎮咳薬、鼻水を抑える抗ヒスタミン薬を、発熱や頭痛に対しては、鎮痛・解熱薬を使用します。
1日2回投与で5日間
1回2吸入で1日2回、5日間
1回の点滴で1日
10歳未満で1日1回2吸入(20mg)
10歳以上で1日1回4吸入(40mg)
現在は、成人にしか使用できません。1錠は200mg
1日2回で1日目に1回8錠(1600mg)、2日目から5日目までは1回3錠(600mg)で、5日間内服します。
「善玉菌」を取り入れて腸内細菌のバランスを整えると、クローン病治療の助けになる可能性がある
★クローン病
クローン病(クローンびょう、英: Crohn's disease、略: CD)は、主として口腔から肛門までの全消化管に、非連続性の慢性肉芽腫性炎症を生じる原因不明の炎症性疾患で、厚生労働省より特定疾患に指定されている。
潰瘍性大腸炎とともに炎症性腸疾患(IBD:Inflammatory bowel disease)に分類される。
現在でも、クローン病を発症する正確なしくみはわかっていない。遺伝的な素因を持ち、免疫系の異常(主としてマクロファージが腫瘍壊死因子αというサイトカインを分泌して腸壁の正常細胞を傷害すること)がおこり、その上で食餌因子などの環境的な因子が関係しているのではないかと考えられている。若年層での発症が顕著であり欧米先進国での患者数が圧倒的に多いため、食生活の欧米化、即ち動物性蛋白質や脂質の摂取が関係しているともいわれる。
皮膚合併症として脚に紅斑が発生するなどの症状が見られる。本疾患の病変は消化管全域に起こりうるため、その症状は多岐にわたり、それらが断続的にみられることがある。口腔から肛門までの全消化管を侵すが、多くは小腸・回盲部・肛門周囲に好発する。病変部位別に小腸のみに病変のある「小腸型」、大腸のみに病変のある「大腸型」、どちらにも病変のある「小腸・大腸型」に分けられ、小腸・大腸型が多くを占めている。
自覚症状としては、多くの場合「腹痛(約80%)」「下痢(約80%)」が主な症状である。その他高率に見られる症状として「発熱」「体重減少」「肛門病変(痔瘻・裂肛・肛門潰瘍等)」「嘔吐」等があり、潰瘍性大腸炎で多く見られる「血便」はそれほど高頻度ではない。
クローン病は消化管以外にも、以下のような多彩な臨床像を伴うことが多い。
関節症状:関節痛・関節炎(約40%)
皮膚症状:結節性紅斑、壊疽性膿皮症、Sweet病
眼症状:虹彩炎
原発性硬化性胆管炎
11月14日は養生訓の著者=貝原益軒の誕生日であり、世界糖尿病デー(World Diabetes Day)
名は篤信,字は子誠,通称は久兵衛。号は損軒,晩年に益軒と改めた。先祖は岡山県吉備津神社の神官で祖父の代より黒田氏に仕え,父は祐筆役らしく,その四男として福岡城内東邸に生まれた。
★『養生訓』(ようじょうくん)は、正徳2年(1712年)に福岡藩の儒学者、貝原益軒によって書かれた、養生(健康、健康法)についての指南書。益軒83歳の著作で、実体験に基づき健康法を解説した書。
現代でも岩波文庫、中公文庫、講談社学術文庫など多くの出版社や原文付き現代語版や口語訳、解説書などが出版されている。ジョージ秋山による漫画化や、海外向けの英訳もなされている。
第一巻 総論上
儒教思想に基づき、養生の目的と意義を述べる。
第二巻 総論下
運動・栄養・休息に過不足なく生活することを奨める。
第三巻 飲食上
第四巻 飲食下
3巻・4巻では、控えめな飲食の方法および喫煙の害を説く。
第五巻 五官
五官(耳・目・口・鼻・形)の機能を説き、口腔衛生の重要性を述べる。
第六巻 慎病
「医は仁術なり」の記述で知られる。病にならないように養生し、かかる医者は吟味することを奨める。
第七巻 用薬
薬の効能と害を説く。
第八巻 養老
老後の過ごし方を説く。
『孟子』の君子の三楽にちなみ、養生の視点からの「三楽」として次のものが挙げられている。
道を行い、善を積むことを楽しむ
病にかかることの無い健康な生活を快く楽しむ
長寿を楽しむ。
まず自らの内にある四つの欲を抑えるため、次のものを我慢する。
➀あれこれ食べてみたいという食欲
➁色欲
➂むやみに眠りたがる欲
➃徒らに喋りたがる欲
さらに季節ごとの気温や湿度などの変化に合わせた体調の管理をすることにより、初めて健康な身体での長寿が得られるものとする。これらすべてが彼の実体験で、彼の妻もそのままに実践し、晩年も夫婦で福岡から京都など物見遊山の旅に出かけるなど、仲睦まじく長生きしたという。
糖尿病の全世界的脅威を認知するための国際デー。
インスリンを発見したカナダのバンティング医師の誕生日。
元々国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)が定めていた記念日であったが、2006年12月20日、国連で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択され、あわせて世界糖尿病デーが国連の記念日として認定された。
糖尿病(とうにょうびょう、ラテン語: diabetes mellitus、DM)は、血糖値やヘモグロビンA1c(HbA1c)値が一定の基準を超えている状態をさす疾患である。東洋医学では消渇と呼ばれる。なお、腎臓での再吸収障害のため尿糖の出る腎性糖尿は別の疾患である。
病患者数は、1,000万人
年間医療費は、1兆2,196億円
年間死亡数は、1万3,327人
成人の失明原因の第2位糖尿病が原因の眼(網膜)の病気
血液透析が必要になる原因の第1位が、糖尿病が原因の腎臓の病気
糖尿病の患者さんの脳卒中の危険は、糖尿病でない人の3倍
糖尿病の患者さんの心筋梗塞・狭心症の危険は、糖尿病でない人の3~4倍
早朝空腹時血糖値※1126mg/dl以上
75gOGTT※2で2時間値200mg/dl以上
随時血糖値200mg/dl以上
HbA1c※3が6.5%以上
※1…血糖値はとくに記載のない場合は静脈血漿値を示す
※2…75g経口ブドウ糖負荷試験。空腹時に採血し血糖値測定の後、無水ブドウ糖75gを水に溶かしたものを飲用し、30分、1時間、2時間のタイミングで採血、血糖値を測定し、糖代謝異常の判定を行う
※3…グリコヘモグロビン。ヘモグロビンA0の安定型糖化産物で、採血時から1~2カ月間の平均血糖値を反映する
早朝空腹時血糖値110mg/dl未満
75gOGTTで2時間値140mg/dl未満
糖尿病のメカニズムと症状
糖尿病は、膵臓のインスリン分泌と臓器のブドウ糖の取り込みに何らかの障害が生じることで起こり、血糖値が170mg/dlを超えると尿糖が顕著に出始めるようになります。
◆糖尿病の症状・初期症状の例
のどの渇き
尿の量・回数が多い(多尿・頻尿)
体重が急激に減る(食べているのにやせる)
全身がだるく、疲れやすい
目がかすむ(視力障害)
尿に糖が出る(尿糖)
尿の泡立ちがなかなか消えない
立ちくらみ
手足のしびれ(手のしびれ・足のしびれ)
手足の冷え(手先の冷え・足先の冷え)
インポテンツ(性欲減退)
月経異常
日本は世界一平均寿命と健康寿命が長い。経済協力開発機構(OECD)と世界保健機関(WHO)の最新統計による
経済協力開発機構(OECD)が10日に発表した報告書によると、加盟国35か国の平均寿命はこの50年で10年程度延びており、中でも健康的な生活を送り、所得が高い層ほどその傾向が強い。
OECDの「図表で見る医療(Health at a Glance)2017年版」によると、米国、カナダ、オーストラリア、日本と大半の欧州諸国を含む加盟国では1970年以降、平均寿命が10年以上延び、80.6歳に達している。
平均寿命が最も長いのは日本とスウェーデンでいずれも83.9歳。スペインとスイスの83歳がそれに続いている。最も短いのはラトビアの74.6歳、次いでメキシコの75歳だった。
同報告書は「より健康的な生活、より高い所得、より優れた教育はすべて、この数十年で寿命が延びている要因となっている」「より良い医療もその一助となっている」と指摘。喫煙率の低下と医療費の支出増加も貢献している。
一方で肥満と有害なアルコール摂取への取り組みはほとんど成果を挙げておらず、大気汚染が看過されることも多い、と報告書は警鐘を鳴らしている。仮に喫煙率とアルコール消費量が半減すれば、平均寿命はさらに13か月延びると予測している。
同報告書によれば、平均寿命が延びている主な要因は医療支出の増加だが、10年前の金融危機以降、医療支出の伸びは鈍化している。
☆彡付録
世界の健康寿命ランキング
WHOが2017年5月17日に公開した世界保健統計2017年版で使用されている統計は、2016年版と同じ2015年のものが使われている。
順位 | 国名 | 健康寿命 |
1 | 日本 | 74.9 |
2 | シンガポール | 73.9 |
3 | 韓国 | 73.2 |
4 | スイス | 73.1 |
5 | イスラエル | 72.8 |
5 | イタリア | 72.8 |
7 | アイスランド | 72.7 |
8 | フランス | 72.6 |
9 | スペイン | 72.4 |
10 | カナダ | 72.3 |
11 | オランダ | 72.2 |
12 | オーストリア | 72.0 |
12 | ノルウェー | 72.0 |
12 | スウェーデン | 72.0 |
15 | オーストラリア | 71.9 |
15 | ギリシャ | 71.9 |
17 | ルクセンブルク | 71.8 |
18 | マルタ | 71.7 |
19 | ニュージーランド | 71.6 |
20 | アイルランド | 71.5 |
21 | ポルトガル | 71.4 |
21 | イギリス | 71.4 |
23 | キプロス | 71.3 |
23 | ドイツ | 71.3 |
25 | デンマーク | 71.2 |
26 | ベルギー | 71.1 |
26 | スロベニア | 71.1 |
28 | フィンランド | 71.0 |
29 | ブルネイ | 70.4 |
29 | チリ | 70.4 |
31 | コスタリカ | 69.7 |
32 | モルディブ | 69.6 |
33 | クロアチア | 69.4 |
33 | チェコ | 69.4 |
35 | キューバ | 69.2 |
36 | アメリカ | 69.1 |
37 | エストニア | 68.9 |
38 | アルバニア | 68.8 |
39 | ポーランド | 68.7 |
40 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 68.6 |
41 | 中国 | 68.5 |
42 | パナマ | 68.1 |
42 | スロバキア | 68.1 |
44 | モンテネグロ | 67.9 |
44 | アラブ首長国連邦 | 67.9 |
44 | ウルグアイ | 67.9 |
47 | カタール | 67.7 |
47 | セルビア | 67.7 |
49 | アルゼンチン | 67.6 |
50 | アンティグア・バーブーダ | 67.5 |
50 | マケドニア旧ユーゴスラビア共和国 | 67.5 |
52 | ハンガリー | 67.4 |
52 | メキシコ | 67.4 |
54 | ラトビア | 67.1 |
55 | バーレーン | 67.0 |
55 | エクアドル | 67.0 |
55 | スリランカ | 67.0 |
58 | ジャマイカ | 66.9 |
59 | アルメニア | 66.8 |
59 | モーリシャス | 66.8 |
59 | ルーマニア | 66.8 |
59 | タイ | 66.8 |
63 | オマーン | 66.7 |
63 | チュニジア | 66.7 |
65 | バハマ | 66.6 |
65 | バルバドス | 66.6 |
65 | イラン | 66.6 |
65 | サモア | 66.6 |
65 | ベトナム | 66.6 |
70 | ジョージア | 66.5 |
70 | マレーシア | 66.5 |
72 | ブルガリア | 66.4 |
73 | トルコ | 66.2 |
74 | セントルシア | 66.1 |
75 | アルジェリア | 66.0 |
75 | リトアニア | 66.0 |
75 | トンガ | 66.0 |
78 | クウェート | 65.8 |
79 | レバノン | 65.7 |
80 | ペルー | 65.6 |
81 | ブラジル | 65.5 |
81 | セーシェル | 65.5 |
83 | パラグアイ | 65.2 |
83 | ベネズエラ | 65.2 |
85 | ベラルーシ | 65.1 |
85 | コロンビア | 65.1 |
85 | ドミニカ共和国 | 65.1 |
88 | グレナダ | 65.0 |
88 | ヨルダン | 65.0 |
90 | ホンジュラス | 64.9 |
90 | モロッコ | 64.9 |
92 | モルドバ | 64.8 |
93 | アゼルバイジャン | 64.7 |
94 | セントビンセント・グレナディーン | 64.6 |
94 | バヌアツ | 64.6 |
96 | サウジアラビア | 64.5 |
97 | カーボベルデ | 64.4 |
98 | エルサルバドル | 64.1 |
98 | ウクライナ | 64.1 |
100 | 北朝鮮 | 64.0 |
鼻炎悪化の為「小青竜湯とカルボシステインとトランサミンカプセル」の3種類の薬を飲むことになりました。
マダニ感染症にインフルエンザ薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」が効果あり!
愛媛大学などは9日、マダニなどが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の治療に、インフルエンザ薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」が効果を示したと発表した。
臨床研究で患者10人に投与し、8人が回復したという。治療開始時に体内のウイルス量が多かった2人は死亡した。
体内のウイルス量が多く死亡した2人は、多臓器不全の状態だったため薬の効果がなかったと考えられるという。ウイルス量が多くても多臓器不全などに陥っていない患者は回復したという。
根本治療法がないSFTSの薬として使用できるとみて今後も研究を続ける。
チームは一定の治療効果がみられたとし、研究を続けて治療法の確立につなげたいとしている。
★マダニ
マダニ(真蜱)は、節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目マダニ亜目マダニ科 (Ixodidae) に属するダニの総称である。
マダニは山の中に限らず、そのへんの公園や河川の草むらにも潜んでいます。
ですので山登をしたり、公園で遊んだりしているうちに知らないうちに咬まれることがありえます。
最初は体が非常に小さいので、どこかで傷を受けたそのカサブタかなぐらいにしか思わないことが多いようです。
しかし日にちが経つにつれてそれはどんどん大きくなっていき、そこで寄生に初めて気がつきます。
無理に引き抜こうとするとマダニの頭部や差し込まれている牙が体内に残ってしまうのです。
マダニを強く掴むとマダニの体液の逆流を招くこともあり、感染症などのリスクが高まってしまいます。
無理に引き抜くことは推奨できません。
ただしメスを入れて切開することになる場合があるのでその覚悟はしておきましょう。
よくいわれるのは、アルコールをかける、線香の火を近づける、氷で冷やすなどの手段です。
嫌がる刺激を与えてマダニが外れるのを期待するやり方。
特に線香の火でマダニのお尻に刺激を与える方法は有効なときが多いようです。
ただしこれらをやり過ぎるとマダニが外れる前に死んでしまい、結局死骸が丸ごと残ったままになってしまいます。
そうなると結局病院へ行くことになりますのでご注意を。
べンゼンやイソジン、もしくは虫除け(DEET成分を含むもの)。
脱脂綿などに染み込ませてそれをマダニに被せ、しばらく放置します。
その後、さらに綿棒などでやさしく突っついて刺激を与えます。
マダニにとって「わ、何!?おちおち飯食ってる場合じゃねぇ!」という状況を作り出すのです。
そこからは根気勝負、マダニが自らその牙を外すまでいじめ倒します。
やりすぎて殺さないように。。。
アルコール攻めをした後だと、普通の状態で引き抜くよりもかなり簡単に引き抜くことができるそうです。
アルコールで顎の力がなくなっているからでしょうか?
傷口に牙が残っていないか、また何かの感染症の症状が出ていないか確認はするべきです。
後述しますが、大きな病気で命に関わる場合もあります。
< マダニを媒介にした感染症 >
①重症熱性血小板減少症候群(SFTS):
最近媒介が確認されて話題になったSFTSウイルスによるものです。
野生下のマダニのウイルス保有率は5~15%程度とみられています(愛媛での調査では6~31%)。
嘔吐、下痢、頭痛などの症状を引き起こし、最悪の場合死に至ることもあります。
重症熱性血小板減少症候群は昔から日本にあったとされる病気です。
マダニに刺されないための対策はもちろんしたほうがいいですが、これを過剰に恐れる必要はありません。
正直言ってマスコミが煽りすぎています。
マダニによるSFTS感染が原因とされる患者数は280人で、そのうち58人が亡くなっています(2017/7時点)。
気をつけるに越したことはありませんが、気にし過ぎて自然に全く触れないようになるのも考えものです。
ネズミやシカなどが持っている病原体のボレリアが感染することによって起こる病気です。
マダニが吸血を始めてから48時間以上が経つと感染リスクが高まるとされています。
傷口近くから赤い斑点が現れ、全身の倦怠感、寒気、頭痛、嘔吐、発熱、関節痛などの症状が現れます。
最近では歌手のアヴリル・ラヴィーンが、マダニに咬まれたことによりライム病にかかり病床に伏せました。
半年近く寝たきりに近い状態になり、彼女はその症状の重さに一時は死も覚悟したそうです。
③日本紅斑熱
日本紅斑熱リケッチアという病原体の感染によって引き起こされます。
症状は風疹に似ていて、発疹や発熱の症状が起こります。
毎年50~100人程度の感染が確認されており、いままでに4件の死亡例があります。
< マダニに咬まれないための対策 >
基本的に茂みや草むらにいかなければ良いのですが、
ペットの散歩や、キャンプ・登山などのアウトドアは楽しみたいもの。
これらを全て排除するのは不可能な話です。
しかしマダニのリスクを下げる心構えだけは持っておきましょう。
長袖の上着や、丈の長いパンツを履きましょう。
これはダニ以外の虫に対しても効果的です。
主に蚊を寄せないために使用されることが多い虫除けスプレーですが、
これに含まれるDEET(ディート)という成分はマダニの忌避剤になることがわかっています。
虫除けスプレーの効果は大体2時間程度が限界と言われているので、
定期的に全身に吹きかけてマダニを寄せ付けないようにしましょう。
マダニの宿主への唯一の接触方法がこの草木を介するものです。
20cm以上の草であればマダニがいる可能性は十分にあります。
あと笹には特に注意。
マダニは「笹ダニ」と呼ばれるぐらい笹で待ち構えるのが好きです。
マダニは宿主から吸血し終わって外れた後、ほとんど移動をしません。
つまり日常的に動物が通る道は、マダニが再び待ち構えている可能性が高い場所だと言えます。
マダニに刺されても、その唾液に含まれる成分の麻酔効果により自覚がないことがほとんどです。
マダニが生息していそうな場所から戻った後はいちおう全身を軽くチェックしておきましょう。
発見が早ければ感染症によるリスクを減らすことにもつながります。
< ペットをマダニから守る >
マダニの危険性から守りたいのは自分の体だけではないはず。
大切なペットも例外ではありません。
SFTSは人間だけの病気ですが、人間以外でのSFTS発症は稀ですが、代わりにバベシア症などの病気の危険性があります。
何より血を吸う虫が愛するペットの体表にくっついている状況が、飼い主としてはいたたまれないことと思います。
飼い主が意識して守ってあげるようにしましょう。
有名な忌避剤ではフロントライン というものがあります。
これはノミやダニが嫌がる薬剤を動物の表皮に塗布するもので、マダニには1ヶ月弱程度の効果があります。
実際に使用した方の感想を見る限りでは効果が確認できるそうです。
しかし薬剤1回ぶんにつき1000円程度の値段になるので、継続を考えるのであればそこそこの出費は覚悟しなければいけません。
これについては人間における場合と同様で、マダニの体を圧迫しないように、
さらにダニの頭部がちぎれてペットの体に残らないように慎重にピンセットで取り除く必要があります。
このときアルコールを併用すると良いでしょう。
ウィスキーを使って愛犬のマダニを取り除いた方のブログがあるので参考にすると良いかもしれません。
2017年7月、SFTSに感染した野良猫に噛まれた50代女性がSFTSに感染して亡くなりました。
国内ではマダニ以外の動物を介して感染が確認された初の事例となりました。
これまでは犬や猫からの感染はほぼないとされていましたが、
この件を受けて厚生労働省は注意を呼びかけています。