酒は百薬の長か万病のもと? 適度な飲酒であっても、脳の損傷や知的技能のわずかな低下につながる?

節度ある適度な飲酒であっても、脳の損傷や知的技能のわずかな低下につながるとの研究論文が7日、発表された。多くの国が定める飲酒ガイドラインに異議を唱える内容だ。

 英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に掲載された論文によると、1週間に14~21杯の飲酒を数十年にわたり続けた男女は一切飲酒をしない人と比べて、海馬が萎縮する可能性が2~3倍高まるという。海馬は記憶や自らの位置の把握などを司る脳領域。


 飲酒1杯(1ユニット)は、10ミリリットル(8グラム)の純アルコールを含む量と定義された。大きなグラスのワイン1杯、アルコール5%のビール1パイント(約500ミリリットル)、ウイスキーやウオッカなどショットグラスに1杯がこれに相当する。

 過度の飲酒が脳にもたらす悪影響については十分に実証されているが、これまで「適度」とされてきた1日平均2~3杯の飲酒の潜在的悪影響についての研究は少なく、結論に達していない。

 さらに深く研究を行うために、英国のオックスフォード大学(University of Oxford)とユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームは、いわゆるホワイトホール研究II(Whitehall II)の一環として30年間モニターされた男女550人のデータを精査した。被験者は飲酒習慣について定期的に報告するとともに、一定の間隔で脳検査を受けた。調査開始時にはアルコール依存症患者はいなかった。

 その結果、14~21ユニットのアルコールが海馬に与える影響が、撮像技術によって明瞭に示された。一方、知的能力試験ではそこまで決定的な結果は得られず、明らかな影響を示したのは言葉の流ちょうさだけで、その他の試験では脳機能の低下は見られなかった。

 今回の研究は実験ではなく観察に基づくものであるため、因果関係について確固たる結論を引き出すことはできない。さらに論文の執筆者らは、標本数が小さいことも認めている。

酒は百薬の長それとも万病のもと?

酒を飲むと肝臓がやられるとはよく言われることですが、アルコールによる臓器障害は何も肝臓だけではありません。膵臓や脳にも影響を与えます。また食道がんや口腔・咽頭・喉頭がんの原因となることも知られています。毎日晩酌をしているあなた、肝機能のチェックをしていますか? 健診でγ-GTPが高いと言われたら、肝臓が注意信号を発していると考えて、酒の量を減らしましょう。せめて週1回は「休肝日」を設けましょう。ASTやALTの異常も伴うようであれば、これはもう危険信号です。

酒をやめることを考えましょう。

個人的には酒もたばこもやめて仙人みたいな暮らしができるのでしょうか。厳しいㇲね。

◆6月より値上げ一覧
:電気・ガス料金、はがき、バター、タイヤ、酒・ビールなど
【電気・ガス料金】
大手電力10社と都市ガス大手4社が揃って値上げ。
全社値上げは5か月連続となる。

【はがき】
はがきの料金が6月から52円→62円に引き上げられる。
はがきの値上げは消費増税以外では23年ぶり。

【バター】
森永乳業:「森永北海道バター」を6月1日出荷分から5円値上げ。
明治も「明治北海道バター」など2つの商品を5円値上げ。
(「明治北海道バター」(200グラム)は税別405円→410円になる)

【タイヤ】
ブリヂストンの乗用車向け夏用タイヤの出荷価格が
6月1日から平均6%引き上げられる。
住友ゴムも夏向けの乗用車用タイヤを平均6%引き上げ。

【酒・ビール類】
6月1日より酒税法改正の影響により、
過度な安売りが出来なくなり、値上げが予想される。

■ 改正酒税法の目的
量販店やディスカウント店での過剰な安売りを防ぎ、中小の酒屋の競争力を高めて酒屋の経営を安定させること
 
■ 改正酒税法の中身
・酒類業者(製造・卸・小売)は正当な理由なく、総販売原価以下での酒類の安売りを繰り返してはいけない

●スーパーやディスカウントストアで、缶ビールが徐々に値上がりしている。6月の酒の安売り規制強化を控え、メーカーが値下げの原資となる販売奨励金(リベート)を減らしているからだ。法改正によって6月以降、過度な安売りは厳しい取り締まりを受けるため、店頭価格にさらなる上昇圧力がかかる。小売りや消費者には痛手だが、ビール離れが進めばメーカーにとっても、収益を圧迫する要因になりかねない。

 「まとめ買いするなら今!5月中がラストチャンス!」。MEGAドン・キホーテ渋谷本店(東京都渋谷区)のビール売り場では6月からの値上げを見越し、こうした張り紙で消費者に買いだめを促している。

 改正酒税法は、採算を度外視するような過度な安売り業者に対し、酒類販売免許の取り消しなど厳しい処分を規定する。大手スーパーやディスカウント店の安値攻勢で苦しい“町の酒屋さん”を救う狙いだ。

 既にビール価格は、じわり上昇している。データ分析会社のカスタマー・コミュニケーションズ(東京都港区)によれば、全国のスーパーの4月平均価格は、アサヒビールの「スーパードライ」(350ミリリットル×6本セット)が1031円と、昨年12月比で29円値上がりした。

スーパーはメーカーや卸から支払われるリベートを原資にビールを安売りし、それを“広告塔”にして集客につなげてきた。ある大手スーパーの幹部は「これまでは350ミリリットルの缶ビール6本セットを3桁(1000円未満)の値付けでチラシを出してきたが、6月以降はできそうにない」と顔をしかめる。

 ほとんど値引き販売をしてこなかったコンビニエンスストアにとっては、スーパーなどとの価格差が縮まれば、ビール販売に追い風となる可能性がある。

 缶ビールの値上がりは、家計には負担となりそうだ。都内に住む30代の女性は「ビールが高くなれば飲む本数を減らすか、安い缶チューハイなど他のお酒を飲む」と話す。

 一方、メーカーは安売り体質からの脱却を歓迎する。大手ビールの幹部は「適正価格により、業界全体が収益を上げるのが望ましい姿だ」と話す。だが、ビール類の国内市場は、2016年まで12年連続で縮小している。店頭価格の上昇がビール離れに拍車をかける懸念もあり、メーカーも手放しでは喜べない状況だ。



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